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2024年02月27日 [イベント開催報告]

2024年02月10日開催!ワークショップのご報告

ヘルスケアワーカーキャリア学会2024年2月のワークショップ
「組織のウェルビーイングを考える」〜「はたらくWell-being」ゲームワークショップ〜
2024年2月10日に開催したワークショップについて、アンケート結果とともに報告させていただきます。

企画者:西尾久美子・森山みどり・沖本桂子
日時:2024年2月10日(土)13時〜17時対面リアル開催
開催場所:京都大学大学院医学研究科杉浦地域医療研究センター2F杉浦ホール
〒606-8507京都市左京区聖護院川原町53
参加者:計37名、会員28名、非会員9名

【ワークショップ実施内容】
「組織のウェルビーイングを考える」をテーマに、潟pーソル総合研究所のご協力のもと、「はたらくWell-being」ゲームを用いて対面でのワークショップを行いました。仕事上の立場や役割に捉われず、自分と他者の「はたらく幸せ/不幸せ」考えながら、コミュニケーションを深めるワークショップでは、参加者の皆様からかけられる数々の言葉は温かく、会場は安心できる穏やかな空気で包まれました。
日本語で表現しにくい「Well-being」ですが、2023年の学会テーマにも掲げている「ええ感じ」がぴったりだと運営メンバーで振り返りました。日常の職場や組織で【Well-being】を高めるための具体的な実践として結びつけることに繋がる一助となれば幸いです。ご参加ありがとうございました。

アンケート結果1_20240210

アンケート結果2_20240210

画像の名前:アンケート結果3_20240210

4.本日のワークショップで、どのような気づきがありましたか(34件の回答)
・楽しい
・訓練しないとポジティブフィードバックができない
・自己理解だけでなく他者理解もとても大事
・先入観を持たずよく聴くことがだいじ。
・異種とのワーキングが、新たな発見になりました。
・やはり幸せは大切だ
・自分の振り返りができた
・相互理解の重要性を再認識
・相手の立場になりきることで、相手の気持ちを理解しやすい
・ポジティブな言葉を意外に発言していないとメンバーの方々のことばから気づきました。心がけていきたいです。
・相手になりきること。
・幸せ因子をたくさん知って実践したいです。
・シートを見ながらたくさんの因子をよく考えようと思います。不幸せ因子も練習します。
・ポジティブフィードバッグが必要
・他者理解に、役を演じることは、有用
・ひとりひとりが幸せだと組織が幸せになることが、良い組織となる。
・「ええかんじ」になりました。お互いの価値観、考えを安全な環境で話すことが出来たと思います。
・ポジティブフィードバックが心地よい
・組織のウェルビーイングは必要。楽しくは前向きになれると再確認できた。
・ポジティブを言葉にすることの大切さ。
・他者への想像力の大切さ。
・ワークの中では本当に相手のことを思いどうしたら相手が元気になってまた頑張ってもらえるか、相手の気持ちを第一に考え伝えた。果たして普段ここまでじっくり相手を思い丁寧に関わっていなかったような気がしました。互いが互いを思いやるということが今のこの複雑な時代だからこそより大切なことだと実感しました。
・役を演じることで、自分の仕事でも、そのポジションを演じ切ろうと思えました。また、コーチングで教えていただいたポジションチェンジで、その人になりきる、その人の思いを考えてみるということも再確認できました
・幸せを増やしたり、不幸せを減らす言葉をかけられたらうれしい。
・ごめんなさいなど認める言葉は、ハラスメントを軽減できる
・ゲームだと、先入観なしにご一緒した皆さまとワークができ、楽しかったです。
・認められることがモチベーションつながることを体感。
・コミュニケーションの大切さを学びました。
・これまでと違う声かけをやってみて、考える。自分の声かけがどのように捉えられるか知る。
・ゲームとはいえなぜ、こんなに暖かく心にしみたのか、考えました。普段こんなに相手のことを考え、どうしたら幸せな元気な気持ちになってもらえるのか、ということをじっくり考え伝えていなかったように思います。ゲームであっても皆さんがこんなに自分のことを考えてくれたことが伝わり、とても嬉しく気持ちが和らいだ。それも複数の方からその言葉をいただけたことで、より幸せ感も倍増したと思います。組織の人達全員が相手を思いやり言葉かけをするとその組織全体がとてつもなく素敵な「ええ感じ」になるのにと思いました。現場は人員不足で疲弊し相手のことを考える余裕すらない‥しかしそういう今だからこそ他者を思いやるという関係性が大事なんだと思いました。
・ものの見方、考え方、傾聴
・先入観をできるだけ持たずに相手の話しを聞く
・相手へ思いやりの気持ちを持ち、言葉で伝えていくことでウェルビーイングにつながる。
・言葉にする大切さ

5. 「 はたらくWell-being」は 、幸せ/不幸せの因子に着目したゲームですが、その点はいかがでしたか。(34件の回答)
・わかりやすい
・ルールを理解するのが難しかったですが、楽しかったです。
・ゲームを通して、自分が伝えやすい因子、伝え方が分からない因子などに気づいた。自分の引き出しが増えた気がする。
・言葉の幅を広げてくれた
・新たな発見がありました。
・わかりやすく幸せを感じられた
・自分の状態を振り返り、改めて幸せなんだと確認できました
・不幸せ因子を見つけにくい
・最初は難しかったが、理解できると楽しかった
・ゲームで理解がすすみました。
・因子を意識することも大切だなぁと思いました。
・因子があることで視野が広がりました。
・ネガティブ因子も使い方次第です。細かく分けられていて頷けた。
・いろんな因子を考えられるようにしたい
・気楽に言いたいこと言えた
・不幸せ因子が上がることが、well-beingにつながることを教えていただき良かったです。
・因子に分け考えることで頭も整理できてよいと思います
・新たな視点の発見でした
・初めてお会いする方、背景もわからないことで、フラットな意見を言うことができた。
・設定も良く、ゲームを通して7つの因子の理解も進みました。
・仲間の言葉をしっかり聞こうとするし、自分が声かけする時はしっかり考える。
・しあわせ、という抽象的でもあることを、ゲームでわかりやすく具体的に紐解いてもらえている。
・不幸せの因子を忘れるくらい、どうしたら、その人が元気になれる言葉かけができるかに集中できました。
・分類は難しかったが、因子があるのは意識できるのでよいと思う
・コインがもらえたら嬉しかった。面白い。
・因子は言葉を考える手助けになりました。
・7つの因子を意識すると人とのコミュニケーションが優しくなるように思います。
・グループの方々ら前向きな言葉沢山もらい、自分の言葉のレパートリーが増えました。
・自分も周りもwell-beingに近付く手立て。
・役柄になりきることがとても重要だと思いました。チェックシートの記入で、せっかくの幸せ感が半減する感じもしましたが、普段その幸せ感が何の因子なのかまで考えることがないと思います。どんなことが幸せ、不幸せにつながるのか、ということを理解できるとも思います。
・その立場の人になりきる。でも、なんだか常に自分の職場に当てはめてたりして真剣に考えた。良かった。不幸せの因子が新鮮に感じた
・不幸せの改善に至る結果がなかなか出なかった
・幸せを上げる、不幸せ度を下げるとウェルビーイングにつながると思います。
・わかりやすい

6.ご自身の はたらくWell-beingを高めるためにどんなことを実践していきたいですか(34件の回答)
・目標を共有する
・今まで通り
・自分の長所にも目を向ける。
・仕事の優先順位をつけてゆとりを持つ
・話しを良く聞く
・愚痴より感謝を述べる
・自分のリフレッシュも大切にすること
・幸せをたかめる言葉かけ
・楽しむこと
・じっくり話を聞く。自分を認める
・相手の存在を大切に思うこと。それを伝えること。
・ポジティブ思考
・一呼吸おく
・自分を認める
・自分のケア
・周囲が元気でいると私も元気になるため、相手の良いところを見つけて伝える
・自分自身を承認する。感謝の気持ちを伝える。
・自分をいたわり、愛する
・相手に対して、良いところを見つけてそれを口にすること。
・感謝する。笑う。生活を楽しむ。
・笑顔を増やす
・自分への思いやり、労りを忘れないこと。そして感謝を伝えること
・仕事に追われる感覚から、役を演じきって、オンオフのメリハリをつけて、楽しんでいきたいとおもいました
・体調管理
・自分が常にいい状態でいれるようにする
・毎日お風呂場にはいったときに、今日一日を振り返ろうと思います。
・モヤモヤをはきだす。
・研修や学会に参加して、いろんな人との繋がりをつくっていきたい。
・相手にポジティブに感謝を伝える。
・今まで自分のwell-beingを高めることをすごく意識していました。おかげで結構幸せな感じで生きています。自分が与えてもらった分、今度は他者貢献したいと思っています。まずは、思いやりの言葉と感謝を伝えていきます。
・素直に気持ちを表出することを行い、話を相互にしあうことを実践
・自分の心身に意識を持つ
・笑顔を心がける。
・自分の「ええ感じ」を見つけたい

7. 同僚のWell-beingを高めるためにどんなことを実践していきたいですか(34件の回答)
・褒める
・個人と組織の一体感を持てるように,繋がりを強められるようにする
・イラッとした時は相手の立場や価値観を考える。
・チームの協働を強化。定期ミーティング
・話しを良く聞く
・幸せを口にする
・見ているよと言うメッセージを絶えず発信すること
・相手がしてくれた事にどう感じたのか伝えていく
・相手の立場に立つ
・感謝を伝える
・感謝を伝えること
・前向きな声かけをする
・必ず言い分を聴く。
・明日から声かけしていきたい。幸せ因子
・感謝をつたえる
・良いところを見つけて伝える
・話をしっかり聞いていく。一緒にワクワクを体験してもらっていきます。
・丁寧にせっすること、大丈夫のSignを送ること
・笑顔、挨拶
・7つの因子を意識した声がけ。相手のことを知ろうとすること。
・感謝の気持ちを伝える
・もっと仲間へ思いやりの言葉を伝えたい。そして伝えることの大切さを伝えていきたい。
・まずは自分が変わって、そして、思いやりの言葉をかけながら、その同僚にとつてのええ感じを味わってもらえるように関わりたいです
・ポジティブな声かけ
・相手を想い、言葉をかける
・同じメンバーのチームで仕事をしないため、いわゆる同僚がいないので、回答が難しいです。プロジェクト的なチームで仕事をするときに、チームリーダーになることもあるので、相手の立場や能力等に、より一層寄り添う言葉を使おうと思いました。
・7つの因子を意識しながら同僚の声をきく
・今回頂いた、前向きにさせてくれる言葉を使っていきたい。
・関わりを求める。
・まずは、師長会議でwell-beingについての学びを共有したいです。幸せが高まるようなあるいは不幸せ感が和らぐような言葉かけが大切であること、皆がwell-beingな「ええ感じ」になってほしいことをプレゼンします。
・ポジティブフィールドバックをしていきたい
・ハッピーワードを意識した声かけ
・相手の良いところを見出し、感謝すること。
・アンテナを立て、相手の状況に合わせた言葉で伝えていきたい

8.本学会に対するご意見などがあれば、ご自由にお書きください。(14件の回答)
・アサーティブを学びたい。
・お疲れさまでした。
・この学会を企画運営していただきありがとうございました。
・来年はまた会員になります。
・楽しい企画ありがとうございました、準備してくださった皆様お疲れ様でした
・次回も参加したいです
・対面、体験型、いいですね。楽しいワークショップでした。
・"勇気を持って参加させていただきました。
・またまた、勇気とパワーをいただき、実践あるのみで、行動してみようとおもいました。日頃学んでいることをゲームを通して実践して体感で実感できました。"
・企画ありがとうございました。
・人と人との関係性の大切さを楽しみながらまなべました。
・これからもおもろい企画を待っています。
・自施設ではwell-beingについての言葉は聞いたことがあっても理解は進んでいません。私自身も同じでしたが、3回に亘ってこの研修に参加したことで、まずwellーbeingとは何かを学び、個人として、組織としてのwell-beingの大切さ、それをどう実践していくかを考えることができたことはとても大きな収穫です。私だけの「ええ感じ」で終わらすのではなく是非とも組織でwell-beingを考える機会を設定し、本当に一人ひとりが「ええ感じ」と思えるような職場にしたいと思います。
・企画運営していただいた皆様に感謝申し上げます。ヘルスケアワーカーキャリア学会には2回目の参加です。個人のウェルビーイングでは、私自身の考えが変わり、「結構いいやん」と思う自分がいます。明日から実行可能なことを学ばせていただき感謝です。
・多様な人や多職種が関わる場になれば、自身のキャリアや学びの場につながると思います

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